むきむきブログワールド

楽しさを追い求めるブログですよー

『お客様は神様です』は『コマネチ』である。

 

お店の店員をやっていたときは、イイ声出すことに心血を注いでいた声フェチのむきむきです。どうもいらっしゃいませ('ω')ノ

 

お客様商売には伝説的な心構えが存在します、あまりお仕事にかかわりの無い方でも、一度は耳にするあの有名な言葉です。それは・・・

 

『お客様は神様です』

f:id:mukimukimuki:20190601192949j:plain

 もはや日本中のだれもが知っていますね。

どこぞの朝礼で言われていたり、クレーマーが多用して物議を醸しだしていたりと中々どうして面白い言葉だと思います。

 

皆さんはこの『お客様は神様です』は誰の言葉か知っていますか?

どこかの社長?それとも有名な億万長者?意外と名も無い社員?

 

違います。演歌歌手です。

f:id:mukimukimuki:20190601223341j:plain

演歌歌手の三波春夫氏がステージに立つときの心構えを語った時に使われたセリフです。氏いわく。

 

「歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ璧な芸をお見せすることはできないのです。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」

 

とのことです。やはり日本万博のテーマソングを歌った人は素晴らしいことを言いますね。その心構えに感動を覚えます。


世界の国からこんにちは

改めて聞くと何だか胸が熱くなりますね(#^.^#)

 

この『お客様は神様です』の言葉は三波春夫氏の言葉ですが、広めたのは漫才トリオレッツゴー三匹です。漫才のネタですね。

三波春夫さんのオフィシャルサイトでも意図がかわって伝わってしまっていると書かれてあります。

 

👇オフィシャルサイト

https://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html

 

つまり現在使われている『お客様は神様です』は、ビートたけしさんのネタである『コマネチ』とかと何ら変わらないんですね。

f:id:mukimukimuki:20190601230933j:plain

元ネタであるナディア・コマネチさんなんて笑えない位の美少女ですよ。別名がロシアの妖精ですからねー!(^^)!背後に羽根とか見えそうなくらいうつくしい、、、、

 

そんな背筋の伸びた妖精の少女から、ガニマタなオッサンの股ぐらレベルまで変化してしまったのが『お客様は神様です』なのです。

 

そりゃ、多用している人を見れば威厳を損ないますし、客は神様だろうがとクレームをつけてくる人がいれば滑稽にも見えますよ。

 

だってギャクなんですもん。笑わせんじゃねーって思ってしかるべきです。

f:id:mukimukimuki:20190601235055j:plain「コマネチっ!!」

 

とまあ、ここまで『お客様は神様です』を悪く言っておいてなんですが、むきむきは『お客様は神様です』という考え方には大いに賛成しています。

とはいっても、現在の方ではなく三波春夫氏の素晴らしい心構えの方です。

 

スネ毛ボーボーのむきむきが、いくら『コマネチ』を頑張っても、ロシアの妖精にはなれませんが、本来の『お客様は神様です』を心構えに仕事をすれば、三波春夫氏のような笑顔にならなれるかもしれませんからね。なりたいですね、もう心の師匠です。

f:id:mukimukimuki:20190602000112j:plain

実に良い笑顔です。こんな店員さんだったら買い物カゴも山盛りでしょう。

 

 

とはいえ、現在使われている『お客様は神様です』の主流はギャグの方です。ねじ曲がったこの言葉をそのまま使っていては、ただのコマネチを連発する変な人になってしまいます。

 

なので、現代でも使えるようにちょい足ししてみました。

 

『お客様は神様ですが、信仰の自由はあります』

 

どうでしょうか。

実に日本風で良いとおもいませんか?

全てのお客様を神様だと考えるのは、素晴らしい対応をする上で非常に有用です。ただ、神様にも格というものが存在します。

福の神もいれば、貧乏神だって祟り神だって存在するのです。

f:id:mukimukimuki:20190602002522j:plain

その全ての神様を敬う必要があるのか?答えはノーでしょう。

幸いなことに、日本は信仰の自由が保障されているのですから。

 

 

そんなむきむきの長年考えてたどり着いた思想を、あろうことか本物の神様に対して体現している素晴らしい先駆者が存在しています。

神様相手にお風呂の経営をしている伝説の経営者『湯婆婆』さんです。

f:id:mukimukimuki:20190602003123j:plain

普段の彼女の態度はお世辞にも良いとは言えません。正直な話し最悪でしょう。

ところが、お客様相手になると実に『お客様は神様です』を体現しています。

 

しかしお客様が迷惑行為をした場合は違います。

吐瀉物をまき散らしながら、廊下を猛スピードで走り、周りの様子も見なしに物を吹っ飛ばしながら従業員を追いかけるとあるお客様を見て、

みんなお退き!お客様とて許せぬ!

 

といって、かめはめ波をはなつのです。(別名、お客様とて許せぬ砲)

f:id:mukimukimuki:20190602004054j:plain

 

素晴らしいですね。実に毅然とした態度です。

施設設備や他のお客様、従業員の為には、神様相手にだってかめはめ波を放つのですから。経営者の鏡でしょう。

 

ただ、反対にゲロとか吐き掛けられてしまいますが。

f:id:mukimukimuki:20190602004729j:plainf:id:mukimukimuki:20190602004741j:plain

これはきっと、暴力でクレームは解決しないということを教えてくれているのでしょうね(;^ω^)

 

 まとめ

現代の『お客様は神様です』=『コマネチ』です。

なので、信仰の自由をもって上手に体現して、三波春夫氏のハートを手に入れましょう。

もし、現代のねじ曲がった『お客様は神様です』を強要してくる輩に出会ってしまったら、そいつはコマネチです。心の中で、遠慮なくかめはめ波をぶちかましましょう!!

 

 

 

本日はここまでです。

ご覧いただき有難うございました。またのお越しをお待ちしております。

 

さよなら、さよなら、さよなら('ω')ノ