むきむきブログワールド

楽しさを追い求めるブログですよー

夏の日の思い出

 

梅雨のじめじめで伸びているむきむきですいらっしゃいませ('ω')ノ

その様は、3時間放置したカップラーメンのようです。

 

本当に苦手なんですよ梅雨は!!

 

大都会大阪の梅雨は

田舎の梅雨に比べて不快指数が格段に高い気がします(*_*)

f:id:mukimukimuki:20190714191947j:plain

ううう。くるしいぞい・・・

 

 

早く梅雨が明けないかなーってことで

夏真っ盛りの想い出を綴っていこうかなと思います。

 

あれは、まだむきむきピチピチヤングボーイだった頃ですね。

小学校の中学年の頃です。

 

年齢にして9歳位でしょうか、10代ですらありません。

 

そんなヤングボーイむきむきは夏休みを謳歌していました。

 

セミの鳴き声が鳴り響く中で、この世の幸せを独り占めしている気分になれる

あの夏休みを、全身で味わっていたわけです。

f:id:mukimukimuki:20190714192628j:plainf:id:mukimukimuki:20190714191811j:plainf:id:mukimukimuki:20190714192628j:plain

 

でも、幸せには義務も付き物です。

夏休みの朝には、ラジオ体操という余計なものがあるんです。

 

惰眠を貪るという最高の幸せを奪われつつ

夜ふかしを封じる恐ろしいヤツですね。

 

今となってはいい思い出ですけど当時は嫌だったわけです。

 

 

まあ、あるものは仕方がない、少しでも早く行って帰るために

ラジオ体操の場所まで300メートル位しかないにも拘らず

自転車で行ってたんです。

f:id:mukimukimuki:20190714202300p:plain

その当時愛用していた自転車は大人用のママチャリで

身に余るサイズを無理やり乗っていました。

 

毎回ふらふらしながらも乗っていた訳です。

 

 

そんなある日です、弟も連れてってやってーと

母から命ぜられました。

 

まあ、3歳ほど年の離れた弟ですし

兄としては良い恰好がしたいわけですよ。

f:id:mukimukimuki:20190714204057j:plain

分かった任せろと、自転車にまたがり

弟と二人乗りしてラジオ体操に行ったわけです。

もちろん、二人乗りは母親に内緒で。

 

行はテンションも高く、二人乗りも軽やかに決まって

無事ラジオ体操の場所につくことが出来ました。

 

 

しかし問題は帰りです。

ラジオ体操により体力を奪われ、

早起きによる睡眠不足があります。

 

明らかに自転車が右へ左へと大蛇行していました。

 

弟も、

『にーちゃーん、だいじょうぶなーん?』(香川弁)

と、不安げです。

 

・・・大丈夫じゃねえよ。

明らかに限界だよ!!

 

でもちっぽけな兄のプライドがそれを言うことを許しません。

兄むきむきは高らかに宣言します。

 

『心配すんな!だいじょう・・・・・・

がらがら!

がじゃーーーん!!どぼーーーーんん!!

 

 

むきむきの運転する二人乗り自転車は

田んぼに水を張るための水路に見事ダイブしたのでした。

f:id:mukimukimuki:20190714205318j:plain

 

最初に頭をよぎったのは、やっちまった!!です。

 

なんたって、後ろに弟を乗せていた訳ですから。

すぐに後ろを振り向いて、

だいじょうぶか!!って声を掛けましたよ。

 

すると弟は、膝までしか水位の無い用水路に座りこんでポカーンとしていました。

完全に何が起きたのか分かってない感じですね。

 

幸い、大きな怪我などはしていないようです。

 

かわりに、全身に藻が付着しまくっています。

真夏の用水路は藻のパラダイスですからね

そこに突っ込んだんですから全身が藻に覆われています。

 

一番に落ちたのですから当然むきむきも藻まみれですよ。

それを見て、恐怖や打撲の痛みより先に面白くなったんでしょうね。

 

弟は笑い出しました。

藻まみれで笑っている弟を見てむきむきも可笑しくなって笑ってしまいました。

 

二人して、用水路の中で笑ってしまいました。

用水路で笑っている兄弟は明らかに変だったでしょうが、早い時間だったため

誰も通りかかりません。

 

だから、ひとしきり笑て後ははにかみながら途方に暮れました。

 

 

大人用ママチャリはデカいですからね。

重さも20キロ位はあります。

 

でも大丈夫です。

二人は仲良し藻塗れ兄弟ですからね。

 

兄弟パワーで自転車を引きずりだして

 

用水路の水で靴をずっちょずっちょさせながら、仲良く歩いて家に帰ったのでした。

 

 

そして、兄だけ母親にしこたま怒られたのです。

 

 

 

 

・・・そんな夏の日の思い出でした。

 

 

 

 

本日はここでおしまいです。

ご覧いただき有難うございました。またのお越しをお待ちしております。

 

 

さよなら、さよなら、さよなら('ω')ノ