むきむきブログワールド

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ピンクパンサーと呼ばれた男

 

皆様はピンクパンサーをご存知ですか?

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むきむきは大変良くご存じです。

小学生の頃にアニメをやっていたとこともありますし、なによりトラウマがむきむきの心に刻まれていますからね。


The Pink Panther ピンクパンサーのテーマ

結構古いアニメなので、ご存じ無い方もいるでしょう。なので、簡単に紹介してみましょう。

ピンクパンサーとは1994年から1995年にかけてテレビで放映されていたアニメであり、その名の通り、ピンクの豹が怪しげに、かつギャグギャグしく活躍する物語となっております。

 

この、ピンクパンサーがどうしてむきむきの心にトラウマを植え付けたか、そして何故ピンクパンサーという名前で、むきむきが呼ばれるようになっ

たのかを、書き連ねていきたいと思います。

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それはまだ、むきむきが可愛らしい小学生だった頃です。

あまり人を疑うことを知らない純粋無垢な時代です。

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当時の衣服には、異常に色落ちする服というのが良くありました。

いえむしろ、赤い服なんて洗濯すると、どこの染色体だと突っ込みを入れたくなるほどに周りを汚染して、世のお母さま方を悲しませておりました。

 

類に漏れずむきむきの母も新品の赤い服を、洗濯機に投入してしまったのです。

そして、すべての服は強めのピンクに染まりました。

それはむきむきの下着も例外ではありません。幼少のころ愛用していた、真っ白なブリーフとシャツは見事にピンク色となったのです。

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当然ながら、むきむき少年は嘆き悲しみます。

こんなピンク色に染まった衣服は着たくないと母に直訴しました。しかし、母は何を思ったかこう言ったのです。

『大丈夫よむきむき、コレ位普通だから』

そして、当時の純粋なむきむきは速攻で納得してしまいます。

なんといったって母が言うのです、小学生の頃の両親など、その小さな宇宙の神に等しい存在です。納得する以外のすべは無いのですから。

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大丈夫だ、問題ないと神は言った。

だからむきむきは、学校にピンクの下着を着用して登校しました。

・・・しかし、

・・・しかしそんなはずは無いのです。

 

小学生ですよ?

教室でおならをするだけで皆から笑われてしまい、トイレでうんこをしたのがバレようものなら、一週間はあだ名がうんこマンです。

 

そんな小学生であるむきむきがピンクのシャツ?あまつさえピンクのブリーフ??

それはそれはリスキーです。

 

そして、その日は特にダメな日でした。もう、ギロチン処刑台に自ら首を突っ込むのと同じくらいダメな日でした。

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だって・・。その日は体育のある日だったのですから。

 

ピンクの下着のことは、神の言葉を信じて普通だと思い込んでいたむきむき少年。むしろ、そんな物を着用していることすら忘れていました。

 

そして、その時は来たのです。

教室で着替えるむきむき。

ズボンを脱いだ瞬間に、クラスメイトからの躊躇いがちな、まるで未確認生物を見てしまった冒険者のようなテンションでの言葉が投げかけられました。

 

 

『・・・お、おいむきむき・・・・お前、、、、、パンツがピンク色やん・・・・』

 

 

・・・え?----し、しまったあああああ!!!

神の魔法は解けました。

小学校でピンクのブリーフを晒すことが、どれだけ愚かな行いなのかを、むきむきは後悔とともに、思い出しました。

しかし、もう全ては遅いのです。

皆の意識は一瞬にしてむきむきに集まります。男子全員である訳20人の視線を一人占めです。

 

『まじかよ、ピンクのパンツ??・・・うわ!マジでピンクやん!!』

 

いや待て違うんだ!!違わないけど違うんだ!!

 

『うおー!こいつピンクのブリーフ履いてるぞ!?』

 

やめろ!見るな見るんじゃない!!

 

『ピンクのパンツとかお前・・・・』

 

ある天才的かつ悪魔的なあだ名付け職人は、ピンクの下着できめている僕をみてこう言いました。

 

『・・・お前、ピンクパンサーやん』

f:id:mukimukimuki:20190526235621j:plainピンクパンサー爆誕です。

 

その言葉はその場の雰囲気も合わさって、皆の心に染み渡りました。

『うわ!ピンクパンサー

『完全にピンクパンサー

『おいピンクパンサー体操着はくなよー』

 

等々、もうお祭り騒ぎです。

もう何を言ってもう後の祭りです。

むきむきが、ピンクパンサーに祭り上げられた瞬間でした。

 

小学校で、1度ピンクパンサーとなってしまった者の末路を知っていますか?

ずうううううううっと呼ばれ続けるのです。

その日のうちにピンクの下着を処分しても全くの無駄です。

 

他のクラスに飛び火したピンクパンサー熱はさらに燃え上がり、年単位でピンクパンサーとして生きていくことになるのです。

 

ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

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本日の教訓、信じる者は救われる(足元を)

 

 

それでは、本日はここまでです。

ご覧いただき有難うございました。

またのお越しをお待ちしております。

 

さよなら、さよなら、さよなら。